カンテ習得はもちろん、踊りの上達にも役立つクラス!
曲の仕上げには、踊り手とギタリストが参加。
三者の反応の仕方を実践で学んでいきます。
講師は、今、フラメンコの現場で最も活躍しているカンタオールあべまこと。現場で鍛えたノウハウを伝授します。
カンテの基本はもちろん、踊り伴唱をするために知らなくてはならないこと、身につけておきたいことを実践的にマスターしていく講座です。踊りの上達に「カンテの理解が不可欠」とはよく言われることですが、ではカンテの何を学べばいいのか、そこで立ち止まっている方は多いと思います。
この講座では、まず歌を覚えます。そこで何よりも重要視されるのは、コンパス感覚、フラメンコの自然なノリです。その後のレッスンでは、必要に応じてプロの踊り手とギタリストが参加。踊り手やギタリストとの実際の絡み方、やりとりを体験しながら学びます。
発表会やライブでよく歌われる曲を取り上げ、曲の盛り上げ方や踊り手と音楽陣との反応の仕方なども身につけていきます。裏を返せば、それは踊り手が踊り上達のために知っておきたいカンテとの絡み方に通じるので、踊り上達のためにカンテを勉強したいという方にも最適のクラスです。
現在取り組んでいる曲種は、ティエント、ブレリア、タンゴ。途中入会歓迎、丁寧にフォローします。
■備考
まず歌を覚え、歌えるようになったら、必要に応じてプロのギタリストや踊り手が参加してのより実践的な授業を行います。(1曲マスターする間に2、3回程度)。その際の謝礼は生徒さんの人数割りで実費を別に頂きます。
あべまこと(カンタオール) プロフィール
多摩美術大学在学中に絵を観に訪れたスペイン・バルセロナで初めてフラメンコに出会う。 帰国後、同学フラメンコサークルで歌を始め、大木ユリ氏に師事。大学卒業後’02年より渡西を重ねながら現地のアーティストに学び、 ’05年に 日本フラメンコ協会主催新人公演において努力賞を受賞。以降、カンタオールとして、様々な踊り手たちと共演、八面六臂の活躍を重ねる。舞台経験を積む。10年、踊り伴唱で培った経験を活かし、ギタリスト松村哲志と自身初のCDアルバム『MELOMA』を発表。 11年には、松村哲志、高橋愛夜(歌い手)らと「FLMENKOROIDフラメンコロイド」を結成。現在はフラメンコロイドでの活動メインに、全国各地を廻りライブ活動を精力的に行ている。また、様々なジャンルのミュージシャンとの共演を重ねており、 参加CDに『10colores』『puente de esperanza』『Mi Voz Mi Sonido』がある。